ソーセージと豆のカレー

ソーセージと豆のカレー
暑さで食欲が無い時期でもしっかり食べて便秘解消
毎日暑い日が続きますね。
しかしまだ7月、これからが夏本番。暑さでどうしても食欲がなくなりますが、食べる量が減れば、摂取する栄養分や食物繊維も少なくなり、体力的にも便秘解消にもマイナスです。

そんな夏におすすめなレシピといえば、私はやっぱりカレー。材料をたくさん入れて長時間煮込むカレーも美味しいけど、簡単な材料でササッと作れたら嬉しいですね。
そこで今回は、缶詰のお豆とソーセージを使い、簡単に作れてヘルシー、食欲が落ち気味な時でも食物繊維と栄養をたっぷり摂れる、暑い時期におすすめのカレーをご紹介!

基本の材料(2人分)

オリーブオイル(サラダ油)
大さじ2
ニンニクすりおろし
大さじ1
生姜すりおろし
大さじ1/2
鷹の爪
1/2本
玉ねぎ
1個
トマト
1個
ソーセージ
4本
豆水煮
360g(約1.5缶分)
豆水煮煮汁
170cc(1缶分)
カレー粉
大さじ1/2~1
ローリエ
1枚
適量

作り方

1.
ニンニク、生姜はすりおろし、玉ねぎはみじん切りにする。鷹の爪は種を取る。
ニンニク、生姜はすりおろし、玉ねぎはみじん切りにする。鷹の爪は種を取る。
2.
鍋にオリーブオイル、にんにく、生姜、鷹の爪を入れ、弱火にかける。
ニンニクが色づき、香りがしてきたら、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
鍋にオリーブオイル、にんにく、生姜、鷹の爪を入れ、弱火にかける。 ニンニクが色づき、香りがしてきたら、玉ねぎを加えてしんなりするまで炒める。
3.
ソーセージを加え、さらに炒める。カレー粉を加えて焦げないように軽く炒める。
ソーセージを加え、さらに炒める。カレー粉を加えて焦げないように軽く炒める。
4.
やや細かくザク切りにしたトマトを加え、潰すように炒める。豆水煮、豆の煮汁、ローリエを加える。
やや細かくザク切りにしたトマトを加え、潰すように炒める。豆水煮、豆の煮汁、ローリエを加える。
5.
沸騰したら弱火にして10分程度煮る。塩で味を整える。
沸騰したら弱火にして10分程度煮る。塩で味を整える。
6.
盛り付ければ出来上がり!
盛り付ければ出来上がり!

《監修》フードスタイリスト

吉田美生(よしだ みお)

1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。

有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)

調理のポイント

辛さはスパイスの量で調節可能

辛さはスパイスの量で調節可能

辛いカレーがお好きな方は、レシピ通り鷹の爪を1/2本(すごく辛いのが好きという方は1本入れても可)、カレー粉を大さじ1入れて下さい。お子様や辛いのが苦手という方は、鷹の爪を入れずにカレー粉を大さじ1/2入れれば、やや甘口のカレーに仕上がります。

よく、一晩経ったカレーは美味しいと言いますが、カレーなどの煮込み料理は、一度火を止め、冷めてからの方が味が馴染み、辛さも落ち着きます。ですから、出来上がってすぐ味見をして、辛すぎるかと思っても、しばらくすればちょうど良い辛さになることが多いのです。味見の段階であまり心配しなくても、レシピ通りに作れば大丈夫です!

トマトの皮には栄養がいっぱい

甘さと風味をプラスするために加えたトマト。煮込んでも皮が残るため、本来は湯剥きして、皮を取り除いたものを加えますが、トマトの皮には水溶性食物繊維のペクチンが豊富に含まれています。水溶性食物繊維は、腸の中の老廃物や有害物質を排出する働きがあるため、便秘解消にはとても効果的。ですから今回は皮も一緒に煮込んでいます。

ただ、やはり、溶け残った皮はあまり口当たりの良いものではありません。カレーに加える前に、細かくカットして加えるようにしましょう。

今月のポイント&コラム

3種類の豆

今回使用した豆は、レッドキドニー(赤インゲン豆)、ガルバンゾ(ひよこ豆)、大豆の3種類。

いずれも缶詰のものを使用しましたが、最近はパックに入っているものや、何種類かの豆が一緒にパッケージされているタイプもありますので、この3種類に限らず、お好みで色々な種類の豆を使用しても問題ありません。

でもやはり、見た目と味の点から私がおすすめするのはこの3種。
レッドキドニーはチリビーンズなどを作る際に使用するインゲン豆の一種。皮がしっかりしているために長時間煮ても煮崩れず、煮込み料理によく用いられます。

同じような見た目の豆で、金時豆というものがあります。こちらも同じインゲン豆の一種ですが違うものです。金時豆は、レッドキドニーに比べ皮が破れやすく、煮崩れしやすいため、込み料理にはあまり向きません。ご注意を!

ガルバンゾは、本場インドのカレーにも多く用いられる、ほくほくした栗のような食感を持つ豆。他の豆類に比べ、タンパク質を比較的多く含むことから、ベジタリアンのタンパク源としても世界中で多く食べられています。

そして最もメジャーな大豆。通常、洋風の煮込み料理にはあまり使用しない大豆ですが、その栄養成分の豊富さと、他の豆に比べて手に入りやすいことから、今回は使用してみました。

いずれの豆も便秘解消に効果的な食物繊維が豊富に含まれています。他の豆、野菜類を見ても、これらの食物繊維の含有量は群を抜いています。また、今回は缶詰の豆を使用しているため、煮込む時間がかからない超時間短縮メニュー。缶詰に入っている煮汁ごとカレーにしているため、豆の栄養成分が流れ出た汁も無駄になりません。豆煮汁のとろみがそのままカレーのとろみとなり、まさに一石二鳥です!

そんな食物繊維をたっぷり摂れる今回のレシピ、カレー粉に含まれるスパイスの刺激で食欲アップも間違いなし。夏の暑さでバテ気味の際は、ぜひ一度お試しを!

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