便秘解消レシピ

アサリとキャベツのスパゲッティー

アサリとキャベツのスパゲッティー
今が旬の食材を組み合わせたおすすめパスタ
4月も半ば過ぎだというのに、まだまだ寒かったり、暖かかったりと不安定な陽気が続きます。
この時期、八百屋さんに並ぶ野菜も様々。新や春と頭に着いた初物があるかと思えば、冬場から引き続き並ぶ根菜も。

日本には、品種の多様化や栽培方法の進歩で、周年手に入る野菜が多くあります。キャベツもその一種。値段の上下こそあれ、どんな季節でも買うことができ、料理に使うにはとても便利な野菜。今回はそんなキャベツを使ったパスタのご紹介です。

基本の材料(2人分)

アサリ
250g(砂抜きしたもの)
キャベツ
1/4個
たけのこ(水煮)
1/2個
にんにく
1片
パセリ
少量
オリーブオイル
大さじ1
白ワイン
100cc
スパゲッティー
160g
適量

作り方

1.
キャベツはやや大きめのざく切り、たけのこは、下の部分は横に、穂先の部分は縦に、厚さ5mm程度にスライスする。
キャベツはやや大きめのざく切り、たけのこは、下の部分は横に、穂先の部分は縦に、厚さ5mm程度にスライスする。
2.
フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火にかける。色づいてきたらアサリを入れ、軽く炒める。
フライパンにオリーブオイルとみじん切りにしたにんにくを入れ、弱火にかける。色づいてきたらアサリを入れ、軽く炒める。
3.
白ワインを入れ、ふたをし、弱火にする。アサリの口が全て開いたら、キャベツ、たけのこの順に加え、軽く炒める。
白ワインを入れ、ふたをし、弱火にする。アサリの口が全て開いたら、キャベツ、たけのこの順に加え、軽く炒める。
4.
パスタ鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加える。パスタを回し入れ、中火にしてパスタを茹でる。
パスタ鍋にたっぷりの湯を沸かし、塩を加える。パスタを回し入れ、中火にしてパスタを茹でる。
5.
茹であがったパスタを3.に加え、弱火でしっかりソースと絡め、塩で味を整える。
茹であがったパスタを3.に加え、弱火でしっかりソースと絡め、塩で味を整える。
6.
盛り付けて、パセリを散らせば出来上がり!
盛り付けて、パセリを散らせば出来上がり!

《監修》フードスタイリスト

吉田美生(よしだ みお)

1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。

有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)

調理のポイント

春キャベツとは・・・

近頃、春キャベツという言葉が一般的になって来ましたが、春に収穫するキャベツをすべて春キャベツと呼ぶわけではありません。
今の時期は、春キャベツと冬キャベツがあり、春キャベツは巻きがゆるく、葉が柔らかいのに比べ、冬キャベツは巻きがしっかりとしていて、葉も固めです。収穫時期は同じでも品種が違うため、このような特徴があります。

春キャベツが生食に適している一方で、冬キャベツは煮ると甘味が増します。
今回は、キャベツを軽く炒め、パスタと絡ませているので、どちらのキャベツでもOK。春キャベツは水分が多く、すぐしんなりするので、パスタと絡みやすく、冬キャベツは加熱すると甘味がアップして美味しく頂けます。それぞれのキャベツの特徴を理解するためにも、食べ比べてみてはいかがでしょう?

パスタの美味しい茹で方は?

パスタの美味しい茹で方は?

パスタを茹でる際は、茹で汁にしっかり塩を加えます。目安としては海水程度。ここでしっかりパスタに塩味をつけてしまえば、ぼんやりした味に仕上がることはありません。

人によっては最後にチーズを加え、味を整える場合もありますが、私は魚介ベースのパスタには、あまりチーズを使いません。チーズの動物性の旨味が魚介(この場合アサリ)の旨味に勝ってしまい、せっかくのアサリの風味が台無しになってしまいます。

パスタの茹で汁にしっかり塩を加えれば、アサリの旨味成分が野菜の旨味も引き出し、美味しいパスタに仕上がりますよ!

今月のポイント&コラム

キャベツの栄養素

キャベツにはビタミンCや食物繊維が豊富に含まれているほか、ビタミンUというキャベツならではの成分も。ビタミンUはタンパク質を合成する作用を持つアミノ酸の一種で、胃潰瘍や十二指腸潰瘍を予防したり、傷ついた粘膜や肝臓の機能回復にも効果があるとされ、市販の胃腸薬の主成分にも使用されています。
ビタミン類を摂取する為には生食がベスト。ですが、生食は大量に食べるのが難しい上に体を冷やす可能性もあります。

そこでこんなアレンジはいかがでしょう!
キャベツやたけのこを大きめにカット、パスタを加えず、アサリのスープで軽く煮ます。キャベツやたけのこがたくさん食べられ、スープに溶け出してしまったビタミン類も無駄なく摂取することができます。 調理方法は、パスタを加えない以外は全く同じ。キャベツ、たけのこを加え、弱火で10分程煮れば出来上がりです。ワインのおつまみにもいいですよ。

今が旬のたけのことアサリ

春を感じる代表的な野菜の一つに、たけのこがあります。生のたけのこが出回るのは、3月下旬から5月初旬の限られた時期のみ。下茹でが必要なので、多少面倒ではありますが、すでに下茹でされたものも多く出回っていますので、この時期には是非手に取ってほしい野菜の一つです。

たけのこはビタミン類が少なめですが、カリウムやマンガンのミネラル、食物繊維は豊富に含まれています。また、アスパラガスにも含まれるアスパラギン酸が多く含まれており、これが体の代謝を高め、疲労回復やスタミナ増強に効果があるとされています。

同じくアサリも春は旬。5月の産卵期に備え、身入りも多く、旨味成分のコハク酸やグリコーゲンも増加します。アサリには旨味成分がたっぷり含まれており、野菜やパスタが美味しく仕上がるのでおすすめです。

キャベツやたけのこを大きめにカット、パスタを加えず、アサリのスープで弱火で10分程度煮ます。ワインのおつまみにもおすすめですよ!

キャベツやたけのこを大きめにカット、パスタを加えず、アサリのスープで弱火で10分程度煮ます。ワインのおつまみにもおすすめですよ!

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