手軽に料理をするなら市販のゆで大豆を使うのがおすすめですが、ひと手間かけられる時は乾燥大豆を自宅でゆでてみてはいかがでしょうか？

乾燥した大豆をゆでて使う時は、戻す時間をたっぷりと手順は簡単。大豆をさっと水洗いし、3倍くらいの量の水につけて18～24時間おきます。大豆を鍋に移し、かぶるくらいの量の水を入れて、水がなくならないように注意しながら好みのやわらかさになるまで弱火で30～50分煮れば完成です。ゆで時間を短縮したい時は、圧力鍋を使うと、圧力にもよりますが5～10分の加熱で完成します。

美味しいゆで大豆を作るポイントは、しっかりと水で戻してから煮ること。1つ割ってみて中まできちんと吸水できていたらOKです。

大豆が「畑の肉」と呼ばれるのは、肉や魚などに劣らない良質なたんぱく質源だから。加えて、大豆には様々な健康に役立つ成分が含まれています。

「畑の肉」で栄養補給しながら便秘を解消！まずは、大豆イソフラボン。イソフラボンはポリフェノールの一種です。女性ホルモンのエストロゲンに似た働きをする成分で、更年期障害を軽減させたり、骨粗しょう症を予防したり、過敏性腸症候群に良い効果があるとされています。

そして、食物繊維。植物性食品には便秘解消に役立つ不溶性食物繊維が豊富に含まれています。さらに、善玉菌のエサとなって腸内環境を整える働きがあるオリゴ糖も含まれています。