アップルシナモンマフィン

アップルシナモンマフィン
焼きたてアツアツのマフィンでほっこり
急に寒くなり、温かいものが美味しい季節になりました。そこで今回は手作りのマフィンのご紹介。焼きたてアツアツのマフィンは手作りならではの美味しさ!是非一度お試し下さい!

基本の材料(4個分)

リンゴ
1個
無塩バター
110g
きび糖
100g
玉子
2個
薄力粉
60g
全粒粉
40g
ベーキングパウダー
4g
アーモンドスライス
適量
シナモン
適量

作り方

1.
無塩バター100gを室温に戻しておく。オーブンは160度に予熱しておく。
無塩バター100gを室温に戻しておく。オーブンは160度に予熱しておく。
2.
リンゴは皮付きのまま8等分し、芯を取る。厚さ1cm弱にカットする。
リンゴは皮付きのまま8等分し、芯を取る。厚さ1cm弱にカットする。
3.
フライパンに無塩バター10gを入れ、火にかける。バターが溶けたら、リンゴ、きび糖20gを加え、しんなりするまで炒める。シナモンを振りかけ、バット(お皿でもOK)に移し、粗熱を取る。
フライパンに無塩バター10gを入れ、火にかける。バターが溶けたら、リンゴ、きび糖20gを加え、しんなりするまで炒める。シナモンを振りかけ、バット(お皿でもOK)に移し、粗熱を取る。 フライパンに無塩バター10gを入れ、火にかける。バターが溶けたら、リンゴ、きび糖20gを加え、しんなりするまで炒める。シナモンを振りかけ、バット(お皿でもOK)に移し、粗熱を取る。
4.
1.の無塩バターに残りのきび糖を加え、泡立て器ですり混ぜる。
1.の無塩バターに残りのきび糖を加え、泡立て器ですり混ぜる。
5.
玉子を割り入れ、さらに混ぜる。
玉子を割り入れ、さらに混ぜる。
6.
ふるっておいた薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーを加え、ゴムベラで混ぜる。
ふるっておいた薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーを加え、ゴムベラで混ぜる。 ふるっておいた薄力粉、全粒粉、ベーキングパウダーを加え、ゴムベラで混ぜる。
7.
2.を加え混ぜ、マフィンカップに入れる。アーモンドスライスを散らし、オーブンで25~30分程度焼けば出来上がり!
2.を加え混ぜ、マフィンカップに入れる。アーモンドスライスを散らし、オーブンで25~30分程度焼けば出来上がり! 2.を加え混ぜ、マフィンカップに入れる。アーモンドスライスを散らし、オーブンで25~30分程度焼けば出来上がり! 2.を加え混ぜ、マフィンカップに入れる。アーモンドスライスを散らし、オーブンで25~30分程度焼けば出来上がり!

《監修》フードスタイリスト

吉田美生(よしだ みお)

1973年東京生まれ。都内レストラン・カフェで料理人を勤めながら、フードコーディネーターとして、『anan』『VERY』等のレシピ制作で活躍。

有名誌のレシピ制作に加え、2005.4月~06.3月 ANA機内誌『翼の王国』Wine & Sweets Road にて菓子制作、レシピ提供も担当。スタイリッシュでありながらご自宅で簡単に作れ、便秘解消にも役立つレシピをお届けします。
Book:「夢見るおしゃレシピ」(メディアファクトリー おおたうに:著 / 吉田美生:料理)

調理のポイント

お菓子作りのポイントは温度

お菓子作りのポイントは温度

難しそうに思われがちなお菓子作りですが、材料をしっかり計量し、手順を守って作ればさほど失敗はありません。ただ、「食感が今一つだった」「あまりきれいに膨らまなかった」ということはあるかもしれませんね。その原因はおそらく温度です。

今回のレシピでは、まず最初にバターを室温に戻しておくこと、また、炒めたリンゴを一度しっかり粗熱を取ること。この2つのポイントに注意すれば、きっと美味しいマフィンに仕上がります。

バターが室温に戻った目安として、ポマード状、クリーム状などと表現しますが、クリーム状になったバターは、他の食材とよく混ざるだけでなく、空気の粒を抱え込み、ふんわりと焼き上がります。

夏場なら冷蔵庫から出して、比較的すぐに柔らかくなりますが、これからの季節では、作る2~3時間前(※)に冷蔵庫から出しておくことをおすすめします。
(※お部屋の温度にもよります)

また、リンゴが熱い状態でマフィンの生地に加えてしまうと、リンゴの温度で部分的に火が入ってしまったり、せっかくクリーム状になっているバターが解けて液体となり、あまり膨らまず、固いマフィンになってしまいます。温度に注意してしっかり手順どおりに作れば、失敗は随分少なくなりますよ!

今月のポイント&コラム

リンゴの栄養素

今が旬のリンゴ。生で食べるだけではなく、色々なお菓子や料理のアクセントにもなる果物です。

主な成分は糖分ですが、ミネラルのカリウム、ペクチンやレグナン、セルロースなどの食物繊維も豊富に含まれています。ペクチンは水溶性食物繊維で、腸内で水分を含んでゼリー状に固まり、有害物質を取り込んで体外に排出してくれます。また、腸内の乳酸菌を増やしてくれるので、腸の働きを正常に戻す役割もあります。

一方、レグナン、セルロースは不溶性食物繊維で、ぜん動運動を促進して便秘の解消に役立ってくれます。水溶性、不溶性両方の食物繊維をバランス良く摂取することが便秘解消のカギ。2つの食物繊維を含む食材はそれほど多くはないため、リンゴは便秘がちの方には是非積極的に摂って頂きたい食材ですね。

全粒粉を使ったマフィン

今回は薄力粉の量を減らし、代わりに全粒粉を使用しています。全粒粉は、小麦の表皮、胚芽、胚乳を全て粉にしたもので、胚乳だけを用いる通常の薄力粉と比べて栄養価が高く、薄力粉の3倍の食物繊維が含まれる他、鉄分、ビタミンB1も豊富に含まれています。

薄力粉だけを使用して作るマフィンに比べ、ずっしりとした印象のマフィンになりますが、リンゴやシナモンとの相性は良いため、美味しくヘルシーに召し上がって頂けると思います。

もちろんシナモンやアーモンドは、香りや食感のアクセントとなるだけでなく、便秘解消効果も期待できます。シナモンはニッキ、桂皮などとも呼ばれるスパイスの一種。体を温めてくれ、腸のぜん動運動を促進する効果があると言われます。そしてアーモンドにも多くの食物繊維が含まれています。

これから少しずつ寒くなり、便秘にもなりやすくなる季節。そんな時は、朝食やおやつに便秘になりにくいものを食べることがおすすめ!上手に食物繊維を摂取して、便秘知らずの健康な体作りを心掛けましょう。

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