
野菜ソムリエが紹介する便秘解消レシピです。食材1つ1つにこだわりを持って、便秘解消・改善につながるレシピです。ちょっと役立つ食材に関する情報もたくさんあります。


最近はちょっと手の込んだレシピが続きました。
今月は、料理をする時間がなかなか取れない方でもすぐできる、きわめてシンプルなレシピにしました。
野菜を切り、漬け汁に漬けておく、たったこれだけです。
でも応用は自由自在です。
野菜の種類を増やしたり、漬け汁をアレンジしたり…。他の野菜を後から加えることもできます。
手軽に食物繊維を補給できる常備食のようにして、野菜をたくさん摂ってくださいね。

漬け汁は、混ぜて先に準備しておく。
1.人参を拍子切りにし、軽く塩を振ってしばらくおく。
(目安は重さの約1%)
※ 浸透圧で味が染みる。
2.漬け汁を軽く煮立てる。
※ 赤唐辛子や生姜の薄切り、黒粒胡椒など、どれかでもあれば調味料と一緒に煮立てる。
3.煮立てた漬け汁の粗熱がとれたら野菜を入れた瓶に注ぐ。
4.たったこれだけで完成です!
冷蔵庫で5~6時間冷やしたくらいからおいしく召し上がれます。

今回のレシピはより簡単に野菜の量や種類を自由にアレンジできます。
前回も触れましたが、毎回そのまま作るだけでなく、レシピはあくまで基本と捉えて、自分なりのアレンジを加えていくことも料理の楽しさであり、調理前や調理中に、食材の色や形を見て、感触を確かめ、匂いを嗅ぎ、野菜の切れ端を生のままでちょっとかじってみたり。
例えば、同じ人参でも、春の人参と冬の人参の固さの違いや、有機のものと一般栽培されたものの甘みの度合いなど、繊細な違いが少しずつ分かってくると楽しいものです。
なかでも、私は野菜を切る時、切れ端をひとつかじるとか、加熱して味つけする前に、そのままで味わってみることをおすすめしています。
甘みが強ければ、それを生かすためにレシピより少しだけ薄味に仕上げて、野菜本来の力強い味を堪能するなど、その時に合わせて、より自由に楽しめるようになり、レシピが本当の意味で自分のものになるでしょう。
食材に向き合い、五感をフルに使うことは脳にとっても良い刺激になります。
料理がクリエイティブなものだと感じられれば、もっともっと柔軟にアイデアが沸き、食材や味つけにも幅ができると思いますので、ぜひいろいろ試してみてください。
今回はあえて極限までシンプルなレシピにしてみました。
どんな方でも問題なくできることを第一に考えました。
人参以外にも、大根、かぶ、きゅうり、セロリなど、できれば野菜に軽く塩をしてしばらく置き、水気を拭くか、絞ってから漬けた方が味が染みやすくなります。漬け汁は冷蔵庫で一週間はもつので、週末など時間のある時に余っている野菜をどんどん漬けて、浅漬け感覚で食べましょう!
家庭料理ならではの和洋折衷でも良いので、野菜だけの一品をいただくように心がけてください。
例えば副菜一品の小鉢で80g(1スコア)を目安にして、一日の摂取量350gのため朝晩に野菜のおかずを一品増やす、長期保存が目的でない作り置きできるものを常備するなど自分に合った方法で構いません。二日分くらいのおひたしも作っておけば、程よく味が染み箸休めにもなるので重宝します。
なかでも浅漬けのピクルスは、大根、人参、きゅうり、セロリなど、すぐに下処理して浸けておくとおいしい副菜になりますよ。(余った野菜を冷蔵庫に放置したり、鮮度を気にして慌てて使うよりオススメ)
汁気を切ってお弁当に入れれば全体の味がしまります。また、お酒のおつまみも野菜料理がある方が良いことは言うまでもありません。お酢の疲労回復効果も兼ね、お父さんの健康も考えた晩酌のお共にいかがですか。
だしを1カップとすると、これくらいの配分で、茹でた野菜がちゃんと浸してあるのがおひたしです。

浸し汁ごといただけるよう、薄味が基本です。
あればへぎゆずなど、お好みでどうぞ。