医薬品基礎知識

医薬品 基礎知識

医薬品 基礎知識

第7回 薬の種類(剤型による違い)

薬は、いろいろな種類があります。また、様々な大きさや形もあります。

(1)錠剤

固形状の薬で、一般的に広く使用されています。腸溶錠は、胃で溶けずに腸で溶けて吸収されるように工夫されています。大きいものは飲みにくい場合がありますが、かんだり、くだいたりせず、水やぬるま湯といっしょに服用してください。

(2)チュアブル錠

水がなくても服用でき、口の中で噛み砕いたり、舐めたりして服用する錠剤です。

(3)散剤

散剤は、粉末状の薬です。一般的に、水やぬるま湯といっしょに服用します。

(4)顆粒剤

顆粒剤は、粒状の薬です。顆粒剤は、コーティングしているものもありますので、噛み砕かずに水で喉に流し込むのがよいでしょう。

(5)カプセル剤

カプセル剤は、カプセルの中に、散剤や顆粒剤を入れたものです。水なしで飲んだ場合、カプセルが喉などにくっつくことがあるので、水といっしょに飲む必要があります。また、腸で溶けるようになっている場合、カプセルをはずして飲むと、腸に届く前に薬が溶けるので、カプセルをはずしたり、かんだりしてはいけません。

(6)液剤・シロップ剤(内用)

液体状の薬で、1びんを何回かに分けて飲む場合は、添付された計量カップで、1回分の量を量って服用してください。小児に用いられる事が多いシロップ剤は、粘りがあるので、びんを軽く振って中の成分が均等になってから服用してください。

(7)軟膏剤、クリーム剤

軟膏剤、クリーム剤は、皮膚の表面に塗る薬です。両者とも薬の効き目としては同じです。
違いは、軟膏剤は、べたべたしていて水で洗いながしにくい特徴があります。クリーム剤は、水で洗い流しやすく、じくじくした患部には適しません。

(8)液剤(外用)

消毒薬、虫さされ薬、水虫の薬などいろいろあります。ビンの口にスポンジがついていて直接塗るもの、塗るためのスプレー器具、筆がついているものもあり、皮膚に塗ると乾きやすいが、刺激感を与え、患部に直接効果があります。

(9)パップ剤・硬膏剤(貼り薬)

抗炎症。鎮痛作用のある薬等を布等にぬった外用剤です。主に急性炎症に使用する冷感のものと主に慢性炎症に使用する温感のものがあります。温感のものは、入浴直後には使用しないで下さい。

(10)点眼薬(目薬)

点眼の際に容器の先端が、まぶたやまつ毛に触れると、雑菌が薬液に入って汚染されることがあるので、触れないように、1滴ずつ点眼します。

(11)点鼻薬

液剤を霧状にして鼻の中へ噴霧する鼻炎薬です。鼻をかんでから容器の先を軽く鼻に入れ、噴霧してください。また、使用後は、容器の先を清潔なティッシュペーパー等で拭きましょう。

(12)浣腸剤

浣腸剤は、肛門に挿入して使用する薬です。飲み薬と異なり、胃を荒らさない、即効性という特徴があります。
イチジク浣腸は、一般的に使用してから3分から10分で効果があらわれます。
(注意:個人個人で効果があらわれるまで異なります)

イチジク浣腸は即効性のある便秘薬といえるでしょう。
浣腸薬の使い方は、下記サイトを参照してください。

 

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